ベトナムの人口構成について

皆さま、こんにちは。
東京コンサルティングファーム・ハノイ拠点の石川愛美です。

 

北部の紅河流域に位置する首都ハノイは、人口がで、ホーチミンに次ぐベトナム第二の都市です。

ハノイは古くから交易がさかんな農産品の集散地で、11世紀に李朝の都となってから800年以上もの間、政治・文化の中心として栄えてきました。
1945年にベトナム民主共和国(北ベトナム)の首都となり、南北統一後もベトナム社会主義共和国の首都として現在に至っています。

ベトナム南部に位置するホーチミンは約の人口を擁し、ベトナム最大の都市かつベトナム経済の中心地です。
近年は、好調なベトナム経済を牽引するホーチミンに全国各地から人が流入して人口が増加を続けています。首都ハノイとともに州と同格の中央直属市となっています。

 

2019年の国家統計局によると、ベトナムの人口は約9,3679,270万人となります。

近年、人口構成は労働生産人口比率が高い「人口ボーナス」の時期にあります。
国家統計局(GSO:General Statistics Office of Vietnam)と国連人口基金(UNFPA)の共同調査の結果によると、ベトナムの人口は2029年には1億270万人、2049年には1億870万人に達すると予測されています。

一方で合計特殊出生率は下落傾向にあり、2019年は1.95人となっています。

 

2019年の人口ピラミッドは以下の通りです。

 

このピラミッドから25-29歳の年代、30-34歳の年代が最も多い傾向があります。

高齢者層が少ない背景にはベトナム戦争の影響があると考えられ、日本の約30-40年前の構図と似たような傾向であることが考えられます。
予測値のようにベトナムの人口も将来的に増加が見込まれ、より活気のある国に発展していくことでしょう。

 

弊社ではベトナムに関する最新情報を随時取り上げておりますので、何かご不明な点、ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

東京コンサルティングファーム ハノイ拠点
石川愛美

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