タイ赴任時に必要な予防接種

こんにちは。TCFタイオフィスの岩城です。

今回はタイに赴任する際に必要な予防接種についてご紹介します。

 

日本の厚生労働省検疫所が必要と認定している予防接種は5種類あります。

1.日本脳炎(有効期限…4~5年、料金…7,000円×3回)

  日本脳炎とは、日本脳炎ウイルスにより発生する疾病で、蚊を介して感染する。

  突然の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、意識障害や麻痺等の神経系の障害を引き起こす。

 

2.破傷風(有効期限…5~10年、料金…3,400円×3回)

破傷風菌により発生し、かかった場合に亡くなる割合が非常に高い病気。

予防接種により、100%近い人が十分な抗体を獲得できると言われている。

 

3.A型肝炎(有効期限…10年、料金…7,000円×3回)

症状としてはウイルスに感染し、2~7週間の潜伏期間の後に急な発熱、全身のだるさ、食欲不振、吐き気や嘔吐が見られる。

一過性の感染症なので、B型及びC型肝炎と比べると慢性化することは稀。

 

4.B型肝炎(有効期限…10年、料金…5,700円×3回)

感染して90~150日の症状のない期間があった後、倦怠感、食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛がおこる。皮膚発疹や関節の痛みが生じることもある。

 

5.狂犬病(現地で動物に咬傷された場合には追加接種が必要、料金…12,000円×3回)

狂犬病は発症するとほぼ100%死亡する病気。ほとんどすべての哺乳動物から感染する可能性がある。

症状としてはウイルスが直接中枢神経を侵した場合、10日目あたりから発熱、頭痛、全身倦怠や嘔吐などを起こす。

 

総額にして1人約11万円の費用がかかります。

余裕の持ったスケジュールで忘れずに接種するようにしましょう。

弊社ではタイ駐在員の皆様からの労務のご相談を承っております。

お気兼ねなくご連絡くださいませ。

 

岩城

 

 

 

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2019-10-23

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