ナショナルデー

投資環境・経済

こんにちは、シンガポール駐在員の和久井です。

シンガポールでは、住宅のベランダ、道路、売店など至る所で国旗が掲げられています。これは8月9日シンガポールが1965年にマレーシアより独立して以来、毎年このナショナルデーを祝賀するイベントとして、1ヶ月前の7月上旬から各世帯ごとに旗を吊るし、国全体でお祝いをします。マリーナーベイで開かれる国内最大イベントとしてNational Day Paradeへの準備は毎年盛んだそうです。ちょうど知り合いがそのリハーサルに先週入ったそうですが、壮大で花火も上がるということで、シンガポールの独立記念日を現地で初めて見学できるので楽しみにしています。但し、祝日ということもあり、多くの人が旅行に出かけるということも多いそうです。

シンガポールは多様民族・宗教が混在しているため、8月18日ハリラヤ・プラサといいイスラム教の断食が終わる日として祝日となります。1ヶ月間日中朝7時から夜7時まで、一切食事を取らないということもあり、イスラム教の方はこの期間共にランチをしません。その為マレー系のホーカー(食堂)はこの期間営業を行わないところも多くあります。

さらに国際化が進む中にあって、他国の産業や習慣の取り込みを国が奨励する傍ら、国の文化や歴史、様々な価値観を公平に保護し、既に多民族国家でありながら、共存を可能にする政府の政策がまたシンガポールの特徴かと思います。

以上

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