自社の評価制度に満足している社員は3割台と言われています。それほど多くの社員が自社の評価制度に不満を抱えています。
その理由は明確です。多くの会社の評価制度が給与の分配を決めるものとして使われているからです。
1つのパイを2人で取り合えば、1人が多くを取れば自動的にもう1人の取り分は小さくなります。
つまり、1人を評価すると、もう1人が評価されなくなってしまうため、必ず評価制度に不満を持つ社員が出てきてしまうということになります。
評価制度はパイの分配を決めるためのものではなく、パイ自体を大きくするための仕組みです。
社員一人ひとりがどうすればパイ(給与の原資である利益)を大きくできるのかを考えることで、会社の業績が上がり、社員の給与も上がる好循環モデルが構築されます。
つまり、評価制度は組織マネジメントシステムの基盤であり、自発的に考え、行動する社員を生み出し続けるシステムとして捉える必要があります。
評価制度を効果的に運用するには3つの要素と1つのエンジンを持つ必要があります。
3つの要素とは、「ゴール」「ルール」「フィードバック」です。
「ゴール」とは目標設定で、何をどのくらい達成すれば評価されるのかを明確にすることです。
「ルール」とは、優先順位や会社の方針を明確に示すことです。ルールの不明確さは社員の不信感に繋がります。
「フィードバック」とは、ゴールへの進捗状況と、その達成方法をリアルタイムに伝える仕組みです。
この3つが満たされていない評価制度は形骸化していきます。
そして、この評価制度を動かしていくエンジンになるのが目標の自己設定です。人から与えられた目標ではパワーが出ません。自ら目標を設定させることで実行力を最大限に引き上げます。
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