従業員の採用

労務

 

従業員を採用する際には、求人広告を出して応募を待つか、紹介会社などを利用することもできる。求人広告もいくつかあり、Opportunity Journalという媒体が一番有名である。法人登記証のコピーが必要であるが、無料で掲載が可能だ。インターネット上の掲載などもあるようだが、ネット普及率などから見ても紙面の求人広告の方が効果的に思える。紹介会社については、現地にも多数あり、また、最近では日系企業も参画してきている。

 

当社では、求人広告の掲載をして、多数の面接をして、従業員の採用を行っている。一部、採用条件が厳しいポジションのみ紹介会社を利用したこともあるが、多くは無い。

 

個人的な意見ではあるが、紹介会社からの人材は、自ら会社を選んだという認識も薄いように感じられ、また、多くの方が転職回数が多く、長く働いてくれるか非常に不安になる。また、希望給与も若干高くなっているため、なおさら採用に慎重になってしまう。ただし、ある程度の経験を積んでいる人材は多いのは確かである。一方、求人広告で募集をかけると、条件に合っていない応募者が多かったり、面接にも来ない人が多かったりする。しかし、中には、当社のことを色々調べて来る方もいて、そういった人材を中心に採用したいと思ってしまう。未経験の方の応募も多く、優秀そうな人材にも稀にめぐり合うことがあるので、毎週に近いくらいに面接は行っている。これらの手間暇を考えると紹介会社を利用するメリットもあるのかもしれないが、とりあえずは、人材採用に対する投資だと思って割り切るようにしている。

 

以上

 

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