ミャンマー実務Q & A  ~ビザについて~

税務

ミンガラバー、ミャンマー・ヤンゴン駐在員の杉山 裕美(すぎやま ひろみ)です。

今回は、ビザに関する、よくあるご質問です。実務上、どうなの?という声にお応えします。

Q.  永住ビザについて、最近再度発表され、投資家も対象のようですが、実際の中身はどのようなものですか。

A. 
移民局によると、10月末には、政府により認可される見込みだといいます。
永住ビザについては、9/1に開催されたオンラインビザに関するセレモニーの場で発表されました。
本件については、2012年から検討されており、シンガポールのような発展を目指してのことだそうです。

はじめは5年の滞在を許可する予定で、対象は以下の4タイプです。
1. Professionals (学者)
2. 投資家
3. 外国籍のミャンマー人
4. 両親のどちらか一方が外国籍をもつ、外国籍の子供

永住ビザは、外国籍のミャンマー人を本国へ戻す意図が強いと思われます。現状、駐在員の人が取得しているステイパーミットも初回3ヶ月の滞在許可しかおりなくなっており、永住ビザが外国投資家に許可がおりるのは、当分先だと思われます。

弊社では、進出前のFS調査から、会社設立、会計・税務、労務などに進出に関するサポートを一貫してご提供致します。ご質問やご不安な事などございましたら、お気軽に、下記までご連絡頂ければと思います。

Tokyo Consulting Firm Co., Ltd. (ミャンマー)
ヤンゴン駐在員
杉山 裕美

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【お知らせ】

現地駐在員によるミャンマー進出セミナー開催

《東京》2014年10月27日(月) 開催!

「ミャンマー」という文字があらゆるメディアに取り上げられ、多くの日系企業が目を向けています。しかし、実際に進出を果たし、事業を展開している企業は限られているのが現状です。不明瞭な法制度、不十分な電気供給、高騰する不動産価格、様々な問題があり、なかなか踏み出せない企業が多いです。そういった状況の中でも、ミャンマーは全世界から注目を集めている国であり、その中で競争していかなければなりません。安心できるまで、ただ待つという訳にもいきません。日系企業数だけをみても、2012年からの2年間で約3倍の企業が進出をし、商工会に入会しています。新興国への進出は、リスクがつきものですが、このように、ひとつひとつ課題を克服しながら進出を果たしている企業があることは事実です。
本セミナーでは、ミャンマーを投資対象としてみた時の、魅力、課題、そして制度に留まらず実務がいったいどのようになっているのかを現地の視点で解説致します。

時間:19:00~21:00 開場 18:30

会場

東京コンサルティンググループ 東京本社 オープンフロア
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-5-3 AMビルディング7階
地図

費用:2,000円(※当日現金でお釣りのないようにお持ち下さい。)

※詳細はこちら

※当日個別の相談も承ります。詳しくは弊社までお問い合わせください

参加ご希望の方は、下の問い合わせフォームよりお申込みください。

セミナー名には以下の通りご明記ください。
「ミャンマー進出セミナー」(東京、10/27)

 

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