ミャンマー人の労働状況

税務

こんにちは、ミャンマー駐在員の杉山です。

最近、ヤンゴンIndustrial Parkを訪問し、工場にて話を聞きました。ミンガラドンIndustrial ParkでもヤンゴンIndustrial Parkでもストライキがよく起こっているとのことでした。
ミャンマーの方は、給料が出た際、他の人と見せ合うそうです。その結果、「何処どこの誰は、いくら貰っているのに、私の方が2,000チャット少ない。何故だ。」という風になるのです。日本では、気になるけれども、あまり「いくら貰ってるの?」なんて聞かないのが普通ですよね。このような日本では考えられないことが起こるというのも、頭に入れておく必要があります。

町を歩くと、バスに沢山の人がしがみ付くかたちで、乗り込んでいます。というのも、バス200チャット(約20円)、小型のバス100チャット(約10円)という安さ。

一方タクシーの値段は距離に寄りますが、私が移動する範囲では、いつも1,000~3,000チャット(約100円~300円)くらいです。
他の移動手段に比べて高いとは言え、タクシードライバーも頭を悩ませています。初めて車を所有する際に、オーナーにデポジットを支払う必要があるのと、別にレンタル料を支払う必要があるそうです。最近は、タクシーの量も増えたせいか、レンタル料を支払うことが困難になっているドライバーも多くいます。

このように、お金を稼ぐことにシビアな面を見たかとと思えば、ショッピングモールに、30,000チャットの服が並んでいたり、日本食レストランで200,000チャット相当食べていくミャンマー人もいたりします。これもミャンマーの現状です。

以上

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