新型肺炎における上海の影響

こんにちは
中国・上海の執行 一希 (ジッコウ カズキ)です。

本日は新型肺炎における上海の影響に関して話します。

 

・企業の営業再開状況

→時間短縮にて一部企業のみ再開しております。
※上海の日系企業は駐在員の強制帰国等により、2月17日、24日頃の再開、工場は一部3月以降再開予定。

工場では、稼働に際し政府の許可が必要となり、稼働が難しい難しい上、発熱者が出れば強制的に停止になるため、慎重な対応を検討している工場が多い様です。
地方から戻った従業員は14日間の隔離が必要ですので、再開がさらに遅れる可能性もございます。

 

・公共交通機関

→上海市内では、バス、地下鉄、タクシー等、通常運行。

 

国内輸送(港までの配送)

→中国国内で移動が規制され、一部ドライバーが戻れず、地方から戻ったドライバーも14日間隔離(自宅待機)されるとのことです。
上海から太倉まで車の移動で10時間要したとの話しもございました。郊外の入出に非常に時間がかかっております。

 

通関

→現在、通常。

 

船のスケジュール(便数)

→今週より、徐々に通常運行に戻りつつあります。
但し、貨物が集らないため急な抜港があるかもしれません。

 

港の作業状況

→地方の作業者が戻れず、作業に遅れが生じております。

 

・広州地域の情報

 

事務所・工場系

深セン・東莞ともにコロナ対策実施許認可で混乱中

  • 深セン=ほとんど稼働できていない
  • 東莞=鎮政府によりばらつき発生。中央から地方へ権限移管が発生しており各県・市・鎮により要請内容ばらつきあり

作業員

自分の村からは出れるが他の村に入れないので駅やバスターミナルへ行けない。

工場の作業員はすべて寮に入れて管理する。湖北省出身や一時滞在の人は別棟で隔離管理
*湖北省、浙江省温州、また、一部深圳の村も封鎖されております

 

東京コンサルティングファーム 中国・上海では新型肺炎における各社の対応状況に関するご相談を承っております。
まずはご相談くださいませ。

 

ご一読いただきありがとうございます。
今週は以上です。

 

东顾企业管理咨询(上海)有限公司 / Tokyo Consulting Firm Shanghai
執行一希 (jikko kazuki)


E-mail:jikko.kazuki@tokyoconsultinggroup.com

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