ジェトロから見る現地スタッフの平均月収

労務

皆様こんにちは。

カンボジア駐在員の安藤です。

 

今回は、ジェトロにおけるカンボジア人スタッフの月給に関してお伝えいたします。

 

ジェトロより2017年度(調査実施時期:2017年12月〜2018年1月)期間で

各国日本人商工会議所、現地政府機関、関連企業を調査対象とし、

「アジア・オセアニア投資関連コスト比較調査」が行われ、報告されています。

 

スタッフの給与は、製造業・非製造業に分けられ、

また、それぞれのレベルごとに平均月給が以下のようになります。

 

<製造業>

ワーカー(一般工職)            170ドル

エンジニア(中堅技術者)        351ドル

中間管理職(課長クラス)        829ドル

<非製造業>

スタッフ(一般職)              387ドル

マネージャー                    1,005ドル

店舗スタッフ(アパレル)        120〜180ドル

店舗スタッフ(飲食)            120〜220ドル

 

2017年の法定最低賃金は、153ドルでした。

2018年からは、170ドルになっています。

 

店舗スタッフは、パートタイムが含まれていると考えます。

 

調査期間より企業で実際スタッフに払われている月給となります。

中間管理職やマネージャークラスになると、一気に平均月収が上がっています。

雇う人材は、会社にとっては大きな費用でなります。

他国に比べ、まだ安価であるものの、

教育環境が整っていないカンボジアにおいては、

どんな人材を雇うか、昇級させるのかは、

日本よりももっと考えていく必要があるかもしれません。

 

 

今回は、 以上となります。

今週も読んでいただき、ありがとうございます。

皆さまのカンボジア進出のサポートとなれば幸いです。

 

安藤 朋美

 

関連記事

ページ上部へ戻る