ダッカ国際空港の様子(バングラデシュ)

バングラデシュの首都ダッカにあるダッカ国際空港に到着してからの様子を紹介します。(2020年7月22日)

バングラデシュのCOVID-19の感染者数は累計21万人を超え、入国時にはCOVID-19の陰性証明書の提出が求められるため通常よりも入国までの手続きが多く、ダッカ国際空港に着陸してから空港を出るまでに2時間以上の時間がかかりました。

 

1、ダッカ国際空港着陸(2:05)

7月20日にカタール航空にて成田空港を出発し、ドーハ空港経由でダッカに到着しました。

成田空港にて搭乗前にフェイスシールドを配布され、機内にいる間は着用するよう指示がありました。ドーハ空港からダッカ空港の間も全員フェイスシールド着用したままの状態でした。(写真1)機内では通常配布される入国審査の用紙の他にCOVID-19の検疫のための用紙が配布されました。

※乗客状況

成田空港-ドーハ空港:乗客数約50名

ドーハ空港-ダッカ空港:ほぼ満席

(写真1)

 

2、機内から出て検疫のために列に並ぶ(2:34)

機内から降りると検疫のための列があり、そこに並びました。
並んだ列は写真の左手ですが、列は先が見えないほど長いです。定期的に空港職員より、ベンガル語で『Social Distance』と思われるアナウンスがありました。(写真2)

(写真2)

 

3、検疫の行われる1階へ移動(3:23)

上の写真の長い列の先にはエスカレーターがあり、そこから1階にある検疫コーナーへ移動します。(写真3)

(写真3)

 

4、検疫手続き(3:34)

検疫では、検温と政府通達の通りCOVID-19の陰性証明書の提出が求められますが、検査官は英語版の陰性証明書を読むことなく署名をもらい約1分で終了しました。
PCR検査ではなく、抗体検査結果のみの提出でしたが問題ありませんでした。検温器は一台のみで、検査官は5名ほどでした。(写真4)

※池袋にある豆クリニックにて成田空港出発当日に抗体検査を受け、検査結果を持参しました。
豆クリニックでの費用は、約13,000円で当日に英語版の陰性証明書を発行してくれました。念のため、事前予約を行いました。

(写真4)

 

5、入国審査の列に並ぶ(3:35)

入国審査の内容は通常通りでしたが、検疫の際に検査官が署名をした用紙を提出しました。

 

6、預け荷物を受け取る(4:10)

検疫に時間がかかったため、荷物を待つことなく受け取りが完了しました。

 

7、税関を通過し空港を出る(4:14)

スーツケースを2つ所持していましたが、国籍を問われ日本と答えると通過できました。

 

バングラデシュ政府よりバングラデシュへの入国や外国人のビザに関する情報が更新されているため、渡航の前に最新情報を確認することをおすすめします。
引き続きダッカの現地情報をお伝えしていきます。


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