トルコでの農業事情

こんにちは、トルコ駐在員の高津です。

 

今週のブログはトルコでの農業事情について書かせて頂きます。

 

トルコは古くからの農業国であり、農業人口が国民のおよそ2割5分を占めます。一部の大都市やその近郊、観光が盛んな地中海・エーゲ海沿岸以外では、農業が主産業の地域が多くあります。中央アナトリアは小麦などの穀倉地で、黒海沿岸は雨が多く気候が穏やかなため茶の生産地として有名です。東部アナトリアでは農業に依存する地域が多く、古くからの地主制度がいまだに残っている地域もあります。

2012年時点で、いちじく、あんず、さくらんぼの生産量は世界1位、トマト、オリーブ(各4位)、茶(5位)、テンサイ、ブドウ(各6位)など、果物やナッツ類をはじめとして、多くの農業生産品の世界屈指の生産国でもあります。

かつて農業はトルコを代表する基幹産業でしたが、現在では製造業の伸びとは対照的に経済的な位置付けは相対的に低下しています。

 

 

以上となります。

 

今週も、どうぞよろしくお願い致します。

 

高津 幸城

 

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