ラオス金融市場

お世話になっております。
TCFタイ兼ラオスの高橋です。

今週は、ラオスの金融市場に関して記載していきたいと思います。

ラオスは、カンボジアより一足早い2010年10月10日、韓国証券取引所(KRX)の全面的協力の下で証券取引所を開設(資本構成はラオス政府51%、KRX49%)し、2011年1月11日には初めての取引を行いました。当初の上場企業は、水力発電開発を手掛けるラオス電力発電(EDL-Gen)社と、ラオス外商銀行(BCEL)の国有企業2社で、2018年6月時点での上場企業は、ラオワールド株式会社(Lao World Public Company:LWPC)、ペトロリアムトレーディングラオ株式会社(Petroleum Trading Lao Public Company:PTL)、スワニーホームセンター株式会社(Souvanny Home Center Public Company:SVN)、プーシー建設開発株式会社(Phousy Construction and Devlopment Public Company:PCD)、ラオセメント株式会社(Lao Cement Public Company:LCC)の5社を加えた計7社となっています。

【ラオス証券取引所(LSX)指数(主要な株価指数)の推移】

出所:BloombergよりTCF作成

証券取引所の開設が、ラオスの実体経済に影響を及ぼす段階には至っていません。これまで、投資家の株式市場への参加促進及び取引拡大に向けて、海外投資家による株式保有割合の上限引き上げや売買手数料の引き下げ等、様々な策が講じられてきました。しかし、ラオス証券取引所への外国個人投資家のアクセスには、まだまだ時間がかかりそうです。

以上、弊社ではラオスビジネスにおいて進出サポートから設立後業務まで一貫してサポート可能でございます。
何かご質問等ありましたら、ご連絡頂ければと存じます。

 

 

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム タイ拠点

髙橋周平

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※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

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2019-10-23

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