タイ進出方法に関して(BOIでの場合)

 

いつもお世話になっております。Tokyo Consulting Firmの高橋です。

今回はタイに進出することを考えている企業でしたら、
どの企業でも一度は聞いたことがあるBOIに関して再度ご説明していきたいと思います。

 

BOIとはタイの投資奨励委員会のこと指し、外資企業を誘致するための機関となります。
BOIは、主に製造業や、付加価値の高い産業(タイランド4.0に含まれているバイオテクノロジーや、電気自動車関連事業、ITなど)、また、地域統括会社機能を持った会社などが一般的に取得することが可能です。

 

昨年末では、ITCと呼ばれる国際貿易センターの機能をもった投資奨励があったため、
多くの商社機能をもった日系企業が進出をしておりましたが、ITCが今年より廃止され、
IBCといった地域統括と商社機能の一部を持ったライセンスに変更されました。
そのため、今年よりタイへの商社機能をもった外国資本独資での進出は難しくなっています。
また、製造業に関しても付加価値の高くない製造業に関しては、
BOIをとる際にハードルが高くなってきていると最近の情報ではでてきています。

 

ただし、BOIを取得できれば、ビザや就労許可証の取得の簡易化、土地の保有、また税制上の恩典など様々な利点があるため、進出を検討中の企業はぜひ一度、検討してみて頂ければと思います。

 

以上、何かその他のことに関しましてもタイビジネスで御不明点等がございましたら、気兼ねなくお問い合わせください。

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム タイ拠点

髙橋周平

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

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2019-10-23

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