タイの徴兵制について

タイには徴兵制度があり、21歳になる全てのタイ男性は、くじ引きによって陸軍・海軍・空軍そして兵役免除かが決められます。兵役期間は最低2年間となっています。大学等などの事情により延長は可能ですが、26歳までに一度くじを引く必要があります。全てのタイ男性が対象の為、ニューハーフの方もくじ引きをする必要がありますが、風紀上の問題や兵士としての適性から不合格になるケースがほとんどです。。

 

徴兵が決まったにも関わらず、兵役義務に従事しない場合、10年間の懲役が科せられます。

 

なお、高校時代に自主的に軍事訓練科目を受けていた場合、くじ引きでの徴兵義務は免除されます。また、くじ引きではなく自主的に兵役を申請した際は、最低1年間の兵役義務があります。また、タイが応戦状態になった際、一時的な訓練の為に徴兵される場合があります。その際は、全ての予備兵(およそ17歳から56歳まで)が含まれます。

 

このように徴兵の義務が課さられているため、タイでは兵役休暇というものがあり、兵役を理由とした休暇は常に認められています。休暇のうち60日間は有給としなければなりません。

 

 

以上

東京コンサルティングファーム

植村 寛子

 

 

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2019-10-23

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