タイの地域統括会社の恩典について

こんにちは。TCFタイオフィスの岩城です。

 

アジア地域の統括拠点というと、香港、シンガポールを思い浮かべる方が多いかと思います。

しかし最近ではタイ政府が国内の統括拠点に税務上の恩典を与えるようになったため、タイの統括拠点も増えてきています。また、日系企業の製造業はタイを輸出拠点としていることも多いため、これからも地域統括会社の設立は増加が見込まれます。

2015年からBOIにおける地域統括会社はIHQ(International Headquarter)と呼ばれていますが、今回はそんなタイ国内の地域統括拠点に付与される恩典についてご紹介します。

 

≪地域統括会社の税制恩典≫

・法人所得税率の免除対象…海外にある関連会社によるマネジメント、技術、支援サービスによる収入、ロイヤルティー、配当、キャピタルゲインの収入

 

・法人所得税率の10%免除対象(通常20%)…タイ関連会社によるマネジメント、ロイヤルティーの収入

 

・タイ駐在員の個人所得税の15%減免

 

このように、地域統括拠点で配当やマネジメントフィーを一括管理することによって、会社全体としてはより多くのメリットを享受できるようになります。

 

IHQについてのご相談も承りますので、お気兼ねなくご連絡くださいませ。

関連記事

短期出張者のVISAについて

タイでの種類株式の発行に関して

運営会社HPはこちら

2019-10-23

東京コンサルティンググループ

カテゴリー

↓チャンネル登録↓

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

456人の購読者に加わりましょう
ページ上部へ戻る