タイにおける転職事情について

 

皆さま、こんにちは。タイの植村です。
今回は、タイにおける転職事情について話したいと思います。

 

タイではジョブホッピング(転職)が盛んに行われており、1年ほどの勤務で、転職を検討するタイ人従業員も少なくありません。その理由として、タイでの失業率の低さが挙げられます。

 

国ごと(%)

(2017 IMF)

タイ インドネシア フィリピン マレーシア シンガポール
失業率 0.7% 5.5% 5.3% 3.4% 2.2%

 

タイの失業率は1%以下となっており、労働者にとって失職することの恐れがありません。また、賃金を上げるための手段として、転職を繰り返す場合もあります。タイでは、従業員に対し、毎年昇給するのが一般的(平均約5%)ですが、大幅に賃金を上げるためには、転職をするのが効率的と認識されています。

 

転職率を抑えるためには、キャリアパスの明確化や、従業員が納得するような透明性のある評価制度の構築が必要です。弊社でも人事制度及び人材紹介を行っておりますので、人事関係で何かお困りごと等ございましたらご連絡頂ければと存じます。

 

 

東京コンサルティングファーム タイ拠点
植村 寛子

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Ltd.)は一切の責任を負うことはありませんのでご了承ください。

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2019-10-23

東京コンサルティンググループ

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