皆さん、こんにちは。
株式会社東京コンサルティングファーム・フィリピン支店の伊藤です。
今週はフィリピンに駐在されている方より、ビザのダウングレードなしで日本に帰国できるのかどうかについてご説明させていただきます。
フィリピンに駐在されている方であれば、就労ビザ（通称：９ｇビザ）は聞き覚えのある言葉だと思います。
通常ですと取得までに３から4か月ほど時間が掛かりますが、実際にフィリピンで働いて給与を得るためには、上記のビザが必要になります。
本稿冒頭で出ているダウングレードとは、簡単に言いますと今現在所有しているビザを観光ビザに戻すことに近いと思います。この手続きの詳細は次回にさせていただきますが、現地の駐在員が任期を終えて、日本に帰られる場合、ビザのダウングレードは必須となりますのでご注意ください。
今回の質問者様のお話ですと、日本に一時帰国する際にはダウングレードをする必要があるのかという事ですが、一時帰国が１，２か月の場合、問題はございません。こちらの点については移民局にも問い合わせて確認しましたが、特に何か月、何年国外に滞在できるのかという規制はないという事です。
ただし、就労ビザの有効期限が到来する前に、更新手続きをしなくてはなりませんので
更新にかかる時間（約60日）よりも前にはフィリピンにいることが望ましいと考えられます。
以上となります。
今週も、どうぞよろしくお願い致します。
弊社では、フィリピン進出から進出後の会計、税務、人事および労務まで
すべて対応しております。
お気軽にお問い合わせください。
TOKYO CONSULTING FIRM PHILIPPINE BRANCH
Unit 14B Chatham House Condominium, Rufino corner Valero Street,
Salcedo Village, Makati City, Philippines
TEL: +632-869-5806,
東京コンサルティングファーム
フィリピン国 マニラ駐在員
伊藤 澄高
※）記載しました内容は、作成時点で得られる情報を基に、細心の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。
当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても情報提供者及び弊社（株式会社東京コンサルティングファーム並びにTOKYO CONSULTING FIRM PHILIPPINE BRANCH）は、一切の責任を負うことはありませんので、ご了承くださいませ。
