マレーシアでの外国人雇用について

労務

皆さん、こんにちは。

東京コンサルティングファーム、マレーシア研究員の須田です。

今回は、日系の製造業のお客様から頂いたご質問と、それに対する

回答をご紹介いたします。

(ご質問)

マレーシアで外国人を雇用する慣習はありますか。また、その手段や手続等もお教えてください。

(弊社回答)

外国人労働者は年々増加傾向にあり、製造業においても同じことが言えます。

マレーシアでは、外国人労働者は現在約210万人、マレーシア労働人口の約15%に相当しますが、

そのうちの75万人程が、製造業に従事していると言われております。

また不法労働者は、 少なく見積もって上記の合法の労働者と同数かそれ以上いると言われています。

外国人労働者(メイドは除く)の採用はオンラインを通じて行うことが義務化されております。
これは、人材紹介エージェントの不当な利益享受防止や、雇用される外国人の生活保障のためです。
ローカル人材紹介会社は、下記がマレーシアにおいて名前が知られているところのようです。

ご参考程度にご覧いただけたらと存じます。

[Andaraya Malaysia Sdn Bhd] : https://www.andaraya.com.my/recruitment/
[Alahad Group Malaysia] : http://www.alahadgroup.com/
[Mega Staff Sdn Bhd] : www.megastaff.com.my/

外国人の採用の際にはレビー(製造業の場合RM1,850≒約51,800)の支払いやビザの手配等を済ませる必要がございます。

また、これら周辺諸国の非熟練外国人労働者を雇う際、[Foreign Workers Compensation Scheme]という労災に入ることが

義務付けられているほか、EPF(年金のようなもの)に任意加入することが可能です。

詳しい手続等、詳細に関するご質問がございましたら

再度ご連絡頂けばと存じます。

以上です。

Tokyo Consulting Firm Sdn. Bhd. (1097549-H)
須田 修司 (Shuji SUDA)


A-22-9, Menara UOA Bangsar, No. 5, Jalan Bangsar

Utama 1, 59000, Kuala Lumpur, Malaysia

TEL: +603-2201-3526
E-mail: suda.shuji@tokyoconsultinggroup.com

 

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