インドネシア就労における手続き(VISA関係手続き)

その他

 

前回ご紹介した、インドネシアで就労するための必要手続きの中で、今回はVISA手続きについて、ご紹介致します。

 

【VISA関係手続き】

インドネシアに居住するためには「居住許可(KITAS)」、就労するためには「就労許可(IMTA)」が必要となります。赴任が決まると、①まずインドネシア国内で申請を行い、IMTAを取得、その後滞在許可証(Telex)を取得した後、②インドネシア大使館(東京、大阪、シンガポール、マレーシア等)にて滞在VISAを取得することになります。③インドネシア入国後にKITAS取得手続きを行います。

 

「①インドネシア国内での申請」※申請からTelex取得まで約1ヶ月半

インドネシアでの申請のため、下記、必要書類を提出し、Telexが下りるのを待つことになります。英文卒業証明書等、取得に時間がかかるため、早めに書類準備に取り掛かることが大事です。

(必要書類)

1.Passport 顔写真頁のカラーの写し
Passport有効期限が、18ヶ月以上有る事、更新した場合は、

更新前のPassportも必要。
2.英文卒業証明書(原本)
3.英文履歴書

4.健康保険又は生命保険の保険証写し、又は海外旅行総合保険の

写し(表裏ある場合は表裏いずれも) 英語訳含む
5.写真 背景 赤: 2cm x 3cm, 4cm x 6cm:10枚ずつ、3cm x 4cm:11枚

6.ビザ取得予定者の所属先からの推薦状(Reference letter)

 

「②インドネシア大使館での滞在VISA取得」

必ず、在外公館での手続きが必要となりますため、東京・大阪・シンガポール・マレーシア等のインドネシア大使館にて手続きを行うこととなります。

 

東京のインドシア大使館で申請を行う場合、以下の書類を準備し、申請後、翌々営業日にVISAの取得が出来ます。

1.申請書 (大使館館指定の申請用紙)1通

2.旅券 有効期限残存 6〜24ヶ月以上(許可証の期間により異なる)

3.写真 カラー1枚 (縦4cm X 横3cm)(半年以内に撮影されたもの)

4.ジャカルタ入国管理総局からの査証発給許可証(Telex)(FAX・PDF可)

5.インドネシアの業務取引先からの英文招聘状 1通 (FAX・PDF可)

6.日本の所属先会社からの英文推薦状 1通 (原本)

7.旅券IDページのコピー(A4サイズの用紙を使用)

8.英文経歴書(大使館館指定の用紙)

9.往復航空券/予約確認書

10.一時滞在(短期・長期)入国査証申請料金(許可証の期間により異なります)

滞在期間 6ヶ月まで ¥5.650.− 1年まで¥10.750.− 2年まで¥18.410.−

11.その他(場合により必要とされる書類が追加される事がある)

参考:インドネシア大使館(東京)の申請Web Site

http://kbritokyo.jp/ja/visa/ (1申請書、8英文経歴書のサンプル入手可能)

 

シンガポールのインドネシア大使館で申請を行う場合、エージェント使用により、1日で手続きが可能です。必要書類もパスポートの原本、写真のみです。

 

「③インドネシア到着後のKITAS取得手続き」

インドネシア到着後は、イミグレーションにて、KITAS取得の手続きを行います。インドネシアでの個人の住所により、管轄のイミグレーションが変わってくるので、事前担当エージェントへ住所を連絡しておくことが重要です。

パスポートをイミグレーションへ提出⇒4~5営業日後、イミグレーションへの本人の出頭(ご家族の出頭も必要です。写真撮影、指紋認証、署名登録等を行います)⇒4~5営業日後、イミグレーションからパスポートの返却およびKITASの交付。

KITASは仕事中や日常生活でも、提示を求められることが多いので、常に携帯されておくことをお勧め致します。

その後は、警察への届け出、住民登録等の各手続きが2-3週間程かかりますが、特に必要書類や出頭が必要なものはございません。

 

KITASやIMTAの有効期限により、更新が必要となります。多くの場合は、6ヶ月または12ヶ月かと思います。更新時は、在外公館での手続きはありませんが、時間を要するため、

期限の2ヶ月前からお手続きを行うことをお勧めします。

 

以上

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