e-socialの現状の動きについて

労務

 

こんにちは。
東京コンサルティングファーム・ブラジルの田村彩紀です。
今週は、e-socialの現状の動きについて記載をいたします。

 

質問)
2014年ごろから、開始しているe-socialの取り組み状況に関しまして、ルール等の変更があったと聞きました。現状どういった動きがあるのでしょうか。

 

回答)
2014年ごろからSPEDシステムの一つとして、e-socialの取り組みを行っております。
現状の動きの大枠としては、5つのフェーズ(段階)に企業に対して義務付けている事項があり、企業の規模に応じて、各フェーズに取り組みの期限が設けられております。なお、企業レベルは、年間売上を考慮し4つに分かれております。

 

直近の動きをお伝えいたしますと、7月9日(7月23日更新)に当局からアナウンスがあり、当初のスケジュールから後ろ倒しで、e-socialの取り組みの期限が一部変更となりました。恐らく当局側の都合で準備が整っていないためであると考えられ、今後も場合によっては遅れが生じることが考えられます。

 

なお、期日までに指定の取り組みを実施していない場合、ペナルティが発生する恐れがありますので、定期的に現地スタッフの方含め、当局のウェブサイト情報を確認していく必要があります。

 

当局のウェブサイト:http://portal.esocial.gov.br/
7月9日の当局によるアナウンス:http://portal.esocial.gov.br/noticias/confira-o-novo-calendario-de-obrigatoriedade-do-esocial

ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。
お読みくださりありがとうございます。

 

 

株式会社東京コンサルティングファーム・ブラジル拠点
田村彩紀

※)記載しました内容は、作成時点で得られる情報をもとに、最新の注意を払って作成しておりますが、その内容の正確性及び安全性を保障するものではありません。該当情報に基づいて被ったいかなる損害についても、情報提供者及び当社(株式会社東京コンサルティングファーム並びにTokyo Consulting Firm Co., Pte. Ltd.)は一切の責任を負いません。ご了承ください。

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