バングラデシュの原子力発電について

こんにちは。
Tokyo Consulting Firm Co., Ltd. 斎藤です。

 

バングラデシュでは、慢性的な電力不足による停電が目立ちます。

特に、経済特区や商業施設内の輸出志向型産業において電力不足は大きな痛手となります。

近年、バングラデシュ政府はJICAをはじめとした国際機関の支援を受けて、国内電化率も大きな改善を見せています。

現在、バングラデシュでは国内初となる原子力発電所の建設が進んでおり、

うまく運用できればバングラデシュの電力事情を変える第一歩になるかもしれません。

 

原子力発電の建設は首都ダッカから西約160kmのルプールという場所で、

ロシアの原子力企業であるアトムトロイエクスポルト社製のロシア型加圧水型原子炉改良型が納入される予定となっています。

ルプールでは1号機と2号機の運開が予定されており、国内初号機となる1号機は2017年11月30日に着工されました。

それぞれの運開予定は1号機が2023年、2号機が2024年で、完成後は電力量の安定が期待できそうです。

 

 

 

Tokyo Consulting Firm Limited

 

齋藤かおり

日本国内だけでなく、海外進出した日系企業をサポートしたいという思いから、東京コンサルティングファームに入社。 今後さらなるマーケットシェア及び、経済成長が見込めると考え、バングラデシュに赴任を決意した。 日本とバングラデシュの相互発展に貢献し、コンサルタントとしてクライアントに最高の価値を提供するため、日々奮闘している。

Tel: +880-1777-961437

E-mail saito.kaori@tokyoconsultinggroup.com

 

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