現地法人設立手続きについてお伝えします。前回は大まかな手続きフローについてお伝えしました。
＜現地法人設立フロー＞
1. 会社商号の取得
2. 会社書類の作成
3. 法人登記前銀行口座の開設
4. 資本金の送金
5. 商業登記所への登記申請
6. 銀行口座のアクティブ化（3の法人登記前口座を、通常の口座に変更する。）
7. 税務番号の取得
8. 営業許可証の取得
9. VAT番号の登録
今回は、1から3の手続きについてお伝えします。
１．会社商号の取得
会社の設立を決めたら、まずは会社名を決める必要があります。会社名は、既に存在する会社の名前と最初の2単語が同じの場合には否認されますが、それ以外の場合には許認可を得ることができます。
会社名の取得については、過去の記事をご参照ください。
【バングラデシュの会社設立】会社名の取得
２．会社書類の作成
会社名が無事取得できましたら、会社設立書類を作成します。設立に必要な書類は13-14種類あります。
定款もこのタイミングで作成しますので、資本金や株主、取締役等の会社情報は全てこの時期までに決定する必要があります。
３．法人登記前口座の開設
２の会社書類（ドラフト）の作成が終われば、銀行で“Proposed account”と呼ばれる資本金振り込み用の口座を開設します。銀行によって少しずつ必要書類は違いますが、会社商号の取得証明書や、会社設立ドラフト書類一式の提出が求められるのが一般的です。
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